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k.imayui works2004-2016

フリーゲーム時代のブログでしたが、これまでの作品のまとめブログに現在なっています。過去記事は整理につき一部のみしか公開していません。たまに記事がTOPに来てるけどその内まとめがTOPに戻ります

自分のこれまでの作品やこれからの創作にどう向き合うか……

今、自分の昔の(若い頃の)作品を整理する作業をしていることになるのですが、まあ、華々しくはないですね。

フリーゲームの作者には、まあそれ以外にしてもだけど、十代や二十歳そこそこで伝説的な作品やあるいはファンの間で後々に語り継がれるようなカルト的人気作を残したというような人もいるけど、自分は(創作自体は十代の頃からしていても)ネットにしても紙の媒体にしてもそういう人目に付く表に出たのが25くらいになってからだったし、ユリイカで新人に選ばれた時には20後半だし、全体的に遅かったですね。

20代後半丸々使ってやってたのがそもそも詩という世界だし、にしても、同じ時期に世に出ていった人達を見てみれば、当時19歳くらいで天才のように扱われていた最果タヒや、まだもっと16、7という高校生で注目されていた文月悠光とかもいて、そういう人達はそれこそ、そこで後に語られるような輝きを残した若い才能だと思うけど、彼女らと同じ舞台でやってて自分はどうだったのか……わからない。

その頃の(雑誌投稿時代)、紙媒体に出ていたのは一年程度のものだけど、作品は雑誌の新人欄には残っていても、詩集として世に出てさえいないし。

 

それから幾許かの事を経て自分でフリーゲームを制作して公開し始めるのは自分の場合もう30手前くらいになっての頃からでしたね。詩や作曲やらをやる前それこそ十代の頃にDANTE98とか持っててRPG作りは自分だけの愉しみ嗜み?のようにやってたけど、その後ツクール2000や2003、XPとかも買ってたのにその頃になっても自分の内に籠りすぎてフリーゲームという文化があることは全く知らなかった。もしもっと早く知っていたら何か違うようになっていたかとか考えるのは意味もないけど。(まあでもグラフィック関連は全然だったのであまり何にもなってなかったとは思う。)

 

今し30代40代~のフリゲ作者の人はけっこう多くいらっしゃると思うけど、自分のこれまでの作品、これからの作品(制作)にどう向き合っていくか。どういうものを、どう作るか。ということは常に考えています。

 

どう捉えたらいいのか。難しい。

自分は自分の創作活動や作品自体の変化を肯定的に捉えてはいる。

自分の場合、どうあっても活動の原点は(WEBとかで公開を始めたというのは)詩かもしくは(WEBのように広く一般じゃなくもっと小さな集まりだけど)童話塾での創作か…… 自分の20代の創作・活動はとにかくそういう色のない世界での活動だったわけで。

それが10年くらい経過していく中で、ニコニコ動画の実況文化なりフリゲの盛り上がりという現代の創作文化の時流・メインな潮流と隣り合わせた位置にいて作品づくりをしているというのは、面白いことだと思う。まあそんな中にあって自分なりに時代の意識を意識無意識に取り込んだであろう作品がこれまでのような結局時流の片隅に取り残されたような作品であっても……(けど一応実際はラノベやアニメ的な萌えとかエロとかを取り入れようとしてきた部分もあるんだけど、全く結果には結びついていない感じはするが……)

今は自分のこれまでやってきたスタンスもよくわからない。時流がどうとか言っても結局横目に見てるだけでどう作っても我が道的な硬い作品しか作ってない職人みたいなのが自分であるのか、逆に時代に媚びたことをしようとしている自分であるのか……

あとこれもどう捉えていいのか未だ、腑に落としきれないままやってるんだけど、自分はもともと詩やまあ物書きというしかも硬い分野での書き手だと思っているので(出自からしてそれはそうだと思うが)、未だに(ゲームの)グラフィック部分を自分でやっているということを、上手く捉えきれていない。ヘタと言われたりカワイイと言われたり(カワイイはいいけど)……メジャーな世界で例えればだけど、本来小説家の人がそっちは素人だけど絵本描いてみましたとかちょっと漫画なんかも描いてみましたとか、そういうのに近いかなと思うのが、一番いいかな、と思いつつこれはこれでこのままやっていくことにしようとは思っているけど……。言い訳にするわけじゃなく、グラフィックだって決して手抜きじゃなく真面目に取り組んでいるんだけど、本業が書く方なわけでそこには自信も技術も持っていると思っているだけに、どうしてもグラフィックをそれに比すと、その出来栄えをどう捉えていいのか、わかんなくなるんです。(以前シナリオの仕事ではそういうことをしてたけど)商業の話なら、自分が書く方に専念して、絵は絵の専門の人と組んだっていいんだけど、フリーや同人特にフリーではそこはなかなかそうもいかないじゃないですか。だからフリーの作品(ゲーム)を作る場合にはそこはもうどんだけ完全に割り切って、自分の絵をどういう角度から武器にできるかと考えるしかないでしょうね。

 

まあでも今は・今暫くは少なくともその問いすら無関係みたいなことしかやってないけど……。他人から道楽と笑われようとも、今はこの作業をやってしまうしかないからな……。